今月のお題「泣ける本」

恋の話と同じくらい需要があるテーマですが、本当に泣いてもらうのはけっこう難しいものです。ツボを押さえて気持ちよく泣いてもらうために、幅広くレパートリーを教えて下さい。

恋愛もの
家族もの
動物もの
友情もの
仕事もの
ノンフィクション

などの大まかな分類や想定対象読者をそえていただくと、実際に使いやすいかと思います。


予定地です。例会に参加できない方はコメントに書き込んで下さい。コメントのしかたがよく分からないかたは、HP担当までメールでテキストを送って頂ければ代わりに投稿します。
今月のお題 書式(改訂版) 


今月の3冊


普及版 モリー先生との火曜日 普及版 モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム (2004/11/21)
NHK出版

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ひとがた流し ひとがた流し
北村 薫 (2006/07)
朝日新聞社

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天使の卵―エンジェルス・エッグ 天使の卵―エンジェルス・エッグ
村山 由佳 (1996/06)
集英社

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天使の梯子 天使の梯子
村山 由佳 (2004/10)
集英社

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2007.3月例会報告 読書会 佐藤多佳子を読む

日時 3月17日(土) 13時~ 参加者 7名


 最初に、佐藤多佳子著作リストを見ながら、参加者各自が何を読んできたかをチェックしました。ちなみに、『イグアナくん…』が4名、『スローモーション』『黄色い目の魚』『しゃべれども…』『ハンサム・ガール』が3名、そのほかも誰か1名は読んできているという状況でした。
 その後、佐藤多佳子の作品やYAの動向についてなど、自由に議論を交わしました。出された意見はおもに以下のとおりです。

【佐藤多佳子の作品について】
○「走り」ものの中では、『風が強く吹いている』が大人として一番楽しめた。『一瞬の風になれ』は今ひとつという印象だった。
○でも、『一瞬の…』はスポーツ系の人には受けると思う。
○この人は取材の人かもしれない。ディテールがきちんとしているし、素材の味を生かして書いている。
○『しゃべれども…』を読んでいて思ったけど、子どもの描写がうそっぽくない。さすが児童向けのものを書いてきた人という感じ。
○お説教的なところがあまりなく、常識的なところからすると ちょっとひねくれた感じの部分がある。「こうしなさい」「こうした方がいい」というところがなく、読んだ人がその人なりに感じればいいというスタンスを感じる。こういうところが、ある意味で読まれるのかもしれない。
○ソツがないし、へんな突き抜け感がない。
○クセがない。
○‘萌え’もないけどね。
○??? 何、それ!
○「私」の中の問題を私的に書くんじゃなくて、客観的に書いている。だから‘萌え’がないの。
○そういう意味でうまいんだろうね。
○ただ、そういう書き方だから、ちょっと距離感があって、ハマれるタイプではない。その点、森絵都はハマる。『ダイブ』なんか明らかにキャラ萌え系。しかも、巻ごとにキャラを分けて書いてる。
○話は変わるけど、佐藤多佳子は表紙のデザインに恵まれていないよね。装丁は大切!
○そういえば、エミリー・ロッダの『秘密のメリーゴーランド』の表紙もひどいよ。内容はとってもいいのに。
○児童文学系の装丁はひと昔前という感じがする。
○内容もそうだけど、やっぱりあとを追っかけてきているからじゃないかな。
○で、佐藤多佳子のおススメは?
○『しゃべれども しゃべれども』
○『イグアナくんのオジャマナ毎日』

【YAをめぐって】
○YAと一般の境界はどこにあるの?
○YAの定義は何だろう? 『一瞬の風になれ』はYA?
○『夜のピクニック』はYA?
○『夜のピクニック』は、大人が高校時代を振り返りながら読むノスタルジーものだから、一般向けでしょう。
○それで、高校生受けが今ひとつなのかぁ。
○ともかく、YAを読む層が広がったよね。
○YAを読んで大人になった世代がそのままYAを読んでいるからかな。
○今はケータイ小説が人気だよね。内容的にはキワドイものを扱っていながら、文体は幼稚。
○それに対して、YAは文体としてはきちんとしている感じがする。
○きちんとした文章に慣れていないと、これまでのYAは読めない。
○そうすると、ケータイ小説に流れていくのかな。
○児童向けはスッキリ感が大切だと思う。
(ちなみに赤木かんこさんは、「児童文学は主人公が成長しない(子どもはすぐに成長できないから、話の中でもむしろ成長してはいけない)」「YAは一つの話を通して主人公が成長する」と分類していました)
○児童文学も、昔ながらのものはあまり読まれない。どちらかというと、YA向けを書いている作家が書く児童向けのものをよく読んでいる。
○ところで、さっき「ハマれる」「ハマれない」という話も出てたけど、最初に出会ったもの、ハマったものをそのまま引きずって大きくなっているのかな。生徒を見ていて、文体や作風が新しいものへと移っていけないようだけど。
○作者も、自分の読者の年齢的成長に合わせて、児童向け→YA向け→一般向けと変わっていく面もあるだろうしね。
○最近は、YA向けの作家が児童向けを書くようになっているみたいだけど。
○児童向け出版社が行き詰って、YA作家に頼むようになっているのかな。
○読者である子どもの状況が変わっているのもあるような気がする。早く大人にならなければならない状況があって、子ども子どもしているのをうそっぽく感じるのかもしれない。
○ともかく、ライトノベルをいろいろな出版社が取り合っている感があるね。
○そのときそのときに一番エネルギーがある分野にみんなが集中するんじゃないかな。ミステリーのときもそうだったし。
○その意味では、ここしばらくはケータイ小説が広がっていくのかな。
○生徒は幕の内弁当みたいな、つまりおいしいところ満載の話を読みたがっているから、ケータイ小説が受けるんじゃないの。

今月のお題 「くすぐったい恋愛小説」

今月のお題 「くすぐったい恋愛小説」 
別名「かゆい恋愛」。春だしね、素敵な恋愛小説が読みたいな、という問い合わせに使える本をお願いします。(結構苦手な人が多いみたいです)

予定地です。例会に参加できない方はコメントに書き込んで下さい。コメントのしかたがよく分からないかたは、HP担当までメールでテキストを送って頂ければ代わりに投稿します。
今月のお題 書式(改訂版) 

今月の3冊


クジラの彼 クジラの彼
有川 浩 (2007/02)
角川書店

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幸福な質問 幸福な質問
おーなり 由子 (1997/02)
新潮社

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キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉 キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉
村山 由佳 (1999/06)
集英社
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2007.4月例会のお知らせ

日時 4月21日(土)13時~
会場 松本市 なんなん広場 会議室1
内容 今どきの児童文学と一般文学 2 八束澄子
  作家研究は 八束澄子さんです。別ページの作品リストから最低1冊をお読みいただき、ご参加ください。参加できない方も、事前に感想を寄せていただければ、事務局で持って行きます。     

八束澄子著作リスト

 書      名 出版社 出版年 価格
わたしの、好きな人  講談社 2006.4 1,300
海で見つけたこと 講談社 2003.6 1,400
はなまる日曜日 講談社 2001.2 1,300
熱帯雨林から、ヤッホー! 新日本出版社 2000.10 1,400
おれたちのドリーム・ファクトリィ 国土社 1999.10 1,400
リターンマッチ 真二の場合 文渓堂 1998.12 1,400
シンタのあめりか物語 新日本出版社 1997.11 1,400
ディア・ファーザー 風の中の父へ PHP研究所 1994.7
青春航路ふぇにっくす丸 文渓堂 1993.12 1,165
とうさんは忍者 教育画劇 1991.11 1,068
飛べゴンザ、あの空を 岩崎書店 1989.2
ミッドナイト・ステーション 真夜中の駅 岩崎書店 1987.11
海 ひとつの朝 岩崎書店 1986.3
岡山の童話(アンソロジー) リブリオ出版 2001.5 1,700
金曜日の怪談(アンソロジー) 偕成社 1996.7 1,000


総会関係、大会関係、議題のある方お持ちください。


今月のお題 「くすぐったい恋愛小説」 
別名「かゆい恋愛」。春だしね、素敵な恋愛小説が読みたいな、という問い合わせに使える本をお願いします。(結構苦手な人が多いみたいです)