学図研長野支部 2008年の例会と会報の概要

学校図書館問題研究会長野支部 2008年の活動  

   ◇◇ 例会の内容 ◇◇
2008年
 1月  他の研究会へ各自参加
 2月16日(土)  松本市 なんなん広場      
   学校教育と学校図書館と著作権 国立国会図書館 南亮一さん 
   学校図書館チャンス発見シート
 3月22日(土) 松本市 松本大学図書館      
   大学図書館の模様替え 「山田悠介の次の一冊」  
 4月21日(土) 松本市 なんなん広場       
   学校図書館チャンス発見シート  「ミッケの次の一冊」
 5月18日(日) 松本市 なんなん広場       
   10分間ブックトーク&読みきかせ トレーニングbefore 「怪談レストランの次の一冊」 
 6月8日(日) 松本市 松本県民文化会館
   講習会 「よみきかせのためのボイストレーニング」
    講師 金澤博さん (ミュージカル俳優・発声の会主宰) 
 7月21日(日)  下諏訪向陽高校       
   学校図書館チャンス発見シート 全国大会分科会用プレ発表会
 8月24日(日)  松本市 なんなん広場       
  全国大会反省 例会計画 「虫・昆虫の本オススメ3冊」
 9月27日(土)  松本市 あがたの森      
   図書館発、企画大全 「空想科学読本の次の一冊」
 10月25日(土) 伊那市 いなっせ      
   自然と科学の絵本持ち寄り品評会  「かいけつゾロリの次の一冊」
 11月15日(土) 松本市 なんなん広場
   日本で「読書教育」は可能か?辻由美著『読書教育』(みすず書房)読書会
 12月23日(火・祝) 松本市 松本文化会館
   除籍と保存―学校図書館と公共図書館協力・連携の展望
   共催:「長野県における図書の除籍実態と円滑な資料提供システムの構想」 研究グループ
       松本大学 図書館問題研究会長野支部


  ◇◇ 会報 しなのがくと ◇◇
199号 2008.1  本年もよろしくお願いします。号 特集:貸出記録と利用者のプライバシー 「Project Shizuku~次世代図書館情報システム」をどう思う?
200号 2008.2  「しなのがくと」発行200号記念号 特集「携帯小説」(ケータイ小説)
201号 2008.3  特集:図書館にあるあんなものこんなもの・私の秘密兵器
202号 2008.4  桜満開! 図書館オリエンテーション始まる 特集 年間ベストランキング
203号 2008.5  室温20度が耐えられない号  特集:ブックトーク百花繚乱
204号 2008.6  いよいよ梅雨入り?号  特集:場としての図書館+α
205号 2008.7  緊急!高校図書館危機。号特集:2008年度学図研長野支部総会報告
206号 2008.8  長野の夏は短い!号  特集:民間委託問題~あらためて、学校司書とは~
207号 2008.9  第24回学図研全国大会IN山陰大会報告号
208号 2008.10  実りの秋、食欲も読書欲もup号 特集:読書週間はお祭りだ!?
209号 2008.11  気がついたら20年!号 特集:『しなのがくと』20年!
210号 2008.12  アッという間に12月!号 特集:2008マイベストブック
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2008年12月例会報告 除籍と保存 ― 学校図書館と公共図書館協力・連携の展望

2008年12月例会報告
「除籍と保存 ― 学校図書館と公共図書館協力・連携の展望」
共催:「長野県における図書の除籍実態と円滑な資料提携システムの構想」研究グループ/松本大学/図書館問題研究会長野支部/学校図書館問題研究会長野支部
2008.12.23 松本市 参加者12人

除籍・保存に関して学校図書館と公共図書館がどのように協力していけるのか、現状や課題を含め自由に意見交換を行いました。

1、除籍・保存に関する現状と課題
1.1 公共図書館の場合
  ■今までの調査(アンケート・講演など)からみえてきたこと
   ・市町村図書館はすでに殆どが満杯状態・・・数年のうちに大量の除籍が予想される。
       ⇒大量の除籍をおこなっている市がある。
また,除籍基準に「利用の多い分野で受入から5年以上たって年平均2回を下回る貸出数のもの」「利用の少ない分野で受け入れから5年以上たって年平均1回を下回る貸出数のもの」としている図書館がある。この図書館は,もともと開架率が低い。利用者と本が出合う機会が少ないために除籍される可能性がある。

・滋賀県・・・県立が保存館としての役割を果たしている。
     市町村図書館が除籍し、持ち込んだ資料を県立が取捨選択して、責任を持って保存。
     ⇒ 市町村図書館の棚が、いつも生き生きしているためのバックアップ
・埼玉県(県立の容量が小さい場合)・・・ISBN検索による複本のチェックができる。
    複本がない場合は、「Only Oneシール」を貼って保存する。
システムは県立。保存は市町村図書館。
・東京多摩地区・・・NPOの保存館。
・浦安図書館・・・外部保存(書庫を借りる)と内部保存に分けて保存している。
  人口規模は16万人ほどであるが、職員の人数が多い。
・県立(長野)の書庫は90%埋まっている。
・基準は各館それぞれに設けている。  
   諏訪広域では、ネットを組む時に年鑑類・継続図書の扱いについて話し合った。

 1.2 学校図書館の場合
  ■アンケートから見えること
・基準のない地区、臨時の方が長くなっているところなどは困っている。
・地区としてのフォローができている所とそうでない所の差が広がっているのでは?
(アンケート結果はすでにお手元に届いていると思いますが)

2、資料保存の協力・連携
・すぐに借りられる範囲での協力体制が重要ではないか?
・将来的なビジョンを見据えながら行うべき。(自分たちで限界を設けてしまってはいないか)
・利用者としての学校図書館の声をあげていく。
・県立図書館の姿勢・・・現段階ではすべて保存

2.1 雑誌の分担保存,年鑑,朝日縮刷版等
・縮刷版,年鑑,白書類は県立図書館で保存。市町村図書館は自館で必要なもの。
・県立図書館では、毎年各市町村図書館の購読雑誌をまとめ『新聞・雑誌総合目録』(PDFファイル)として各館に配布している。
・諏訪地区の高校9校では、雑誌,朝日縮刷版の分担保存を始めている。

2.2 ライトノベルの保存をどうするか
・“文化”研究には絶対必要とされるものの一つである。
・利用の面からは公共で持っていてもらうのがよいのでは(拠点館という考え方)
・レーベル毎でも。
*いずれも書庫機能が充実していなければいけない。
・公共図書館でのライトノベル保存は、ケースによるので、高校で除籍したものを公共で保存して欲しい場合は、具体的に何をどれだけということをはっきりさせた上で問い合わせてもらえば対応できる場合もある。  
 
2.3 相互貸借
・公共から学校図書館の検索ができるとよい。地区毎くらいの範囲で。
(南木曽町では、今年から年1回高校と中学校とでCD-ROMやフロッピーでデータを交換し、それを参考に相互貸借を行っている)

2.4 デジタル資料
・システムとしてデジタル化するには限界がある。
・将来的にはお金のかかる媒体。
“今、使う”ということにはメリットがあるが。

3、その他
県立 県内公共図書館OPAC横断検索機能について (2009年3月1日稼動)
・各館の状況によって、データに差がでる
・検索地区の指定はできる。
・タイムアウトは?
・個人配送のサービス・・・(個人で県立に予約をかけたもの)
  受け取り、返却とも指定した公共図書館で行える。(自宅配送は送料自己負担)
*利用して、運用面で改善していく必要がある。 
*保存に対しては県立図書館でリーダーシップをとり、各館をバックアップしていって欲しい。
*お互いに“顔“が見えることが大事。定期的に集まっていないと課題もなかなか挙がってこない。

2009年1月例会のお知らせ

1月例会のお知らせ
これで直せる!本の修理・製本講座
1月24日(土) なんなん広場 工作室 1:00~4:00

内容
■ソフトカバー無線とじ(通称『ウミウシ』タイプ)
ページ脱落の補修 方法1…ボンドで接着
            方法2…三つ穴綴じ
*こちらは講師の講義をお聴きします。
やってみたい人は実物のページ脱落本を持参して、この後の文庫本のハードカバー化の時間に自分でやってみても可です。

■文庫のハードカバー装丁作業実習
(ハードカバー本の背表紙がはずれたときの補修方法)
□持ち物
・装丁したい文庫本
・製本用の板2枚(穴を開けてもいいもの・挟んで持って帰るため)
・刷毛(小さくて良い) ない人のために少し用意します。
・カッター
・30センチ物差し
・あれば金属製目打ち
・やりたい人は自分の好みの柄の装丁布(クロス)

以下のものは事務局で用意します。
・装丁布(クロス)
・はなぎれ
・しおりひも
・見返し用紙
・ボール紙
・寒冷紗
・糊


4:00~5:00 北海道大会授業支援分科会話し合い


今後の例会予定
2月21日 図書館引越し大作戦 会場 木曽山林高校
3月    図書館オリエンテーション実演会 会場 松本市

しなのがくと1月号用アンケート

しなのがくと1月号テーマ
「この本はハズせない! この時期に・このコーナーに・このテーマに必須の本」

アンケート  締め切り:1月8日(木)   
 
☆ 次のテーマに欠かせない本をあげてください。(いくつでも結構です)
① 入学式
書名:               
著者名:        出版社:      出版年:
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2008年12月例会のお知らせ

他団体との共催になります。

日時  12月23日(火・祝日) 13時~17時
会場  松本市 松本文化会館第3会議室
内容  除籍と保存―学校図書館と公共図書館協力・連携の展望
       除籍・保存に関する公共・学校図書館の現状と課題
         雑誌の分担保存:信毎年鑑,新聞縮刷版
         ライトノベルの保存をどうするか
         その他  などについて話し合います。

共催:「長野県における図書の除籍実態と円滑な資料提供システムの構想」 研究グループ
松本大学 図書館問題研究会長野支部
   


今後の例会予定
 1月24日 本の修理・製本講座 会場 松本市 なんなん広場
 2月21日 図書館引越し大作戦 会場 木曽山林高校