2012年4月例会報告

2012年4月例会報告     2012.4.21(土)1:30~

1・2・3歩講座第5回報告         
   於:いなっせ503会議室
      参加者12名  

昨年11月から始まった学校図書館1・2・3歩講座も第5回、最終回となった。この日は多くの小学校で参観日&PTA総会が計画されており、参加者が少なかったのは残念であったが、さすがに5回目ともなると、和気藹々とたのしい雰囲気の講座となった。

講座5 「学校のことで図書館に関係ないことはない!」
~学校のことを知り、情報を取り入れて、図書館としてどう発信するか~

(「講座テキスト10-11p α知る」「講座テキスト添付 学校図書館サービスチャンス発見シート」参照)

講師よりそのための10の視点が示されました。
① 情報を収集する
職員会議に出席し、学校の情報を得る。出られないときは資料の入手方法を確認すること。さまざまな校内資料の収集。(たとえば芸術鑑賞の記録等。継続的に収集し、保存することで信頼される資料となる)

② 学校運営について知る
その学校の特色を知り、図書館としての対応を考える。学校案内、学校要覧など。

③ 学校運営の流れを知る
○1年間の流れを把握し、時機を逃さないサービスを提供。年間行事予定表、月暦など。(テストの時期を見て新刊を出す日を決めるなど・・・)
○ 学校行事への対応。行事に関連する資料は十分か、どのように対応するか(展示・コーナー、ブックトーク、ブックリスト等)
校長講話から関連本の展示など。学年通信もチェックしよう

④ 職員体制を知る
校務分掌表は大事。誰に何をきけばよいのか把握する。
先生の得意分野を知っておくことも大事(レファレンスにも、イベントの講師としてもお願いできる等)
 
⑤ 授業を知る
どんな授業が行われているのかを知り、図書館として何ができるか考える。
教育課程表、時間割表、シラバス、教科書

⑥ 学校の機器を知る
授業支援のため、また図書館で活用できるものを把握しておく

⑦ 一日の流れ
一日の流れがわかることで、サービスのタイミングを考える。日課表から長い休み時間はどこか→貸出のポイントを知り、新刊お知らせのタイミングを計るなど。
事務と兼務の人など→必ず図書館にいたほうが良い時間、業者と対応する時間などを考える

⑧ 校内の動線を知る
校内図・掲示板の活用

⑨ 館内レイアウト
館内図 
これは利用者へのアピールに一番なりやすいというメリット。大改造はできなくても、プチ改造ならできる。
講師の前任校の館内レイアウトの変更の様子(ビフォー・アフター)をスライドでみながら、どのように考えて変更していったかを例示してもらった。

⑩ 貸出統計の分析
貸出統計は結果に一喜一憂するために取るのではない! より利用されるために分析をしよう。
○ 年間行事と貸出数の関係
○ 日課表と貸出数の関係(貸出時間でみる)
○ 貸出ランキングを300位くらいまで出してみる(学校の特徴がわかり、この分野がでているならもっとこの分野を増やせば・・など選書のヒントになる)

ワークショップ
以上をふまえ、年間行事予定表をみて、学校の行事に対して図書館としてどんなことができるか考えるワークショップを行いました。小学校・中学校・高校に4名ずつ分かれ、実際の学校の年間行事予定表をみながら、おたより、コーナー、ブックリスト、イベントなど、どこで何ができるか考えました。みんなでわいわいみていくと、自分で考える3倍くらい、いろいろなことが出来ることがわかって驚きでした。
 最後にそれぞれ発表しあい、講座を終えました。

感想
 年間行事予定表から、こんなにもたくさんのイベントが企画できることが分かって驚きだった、学校資料がこんなに「使える」ものだったとは思わなかった、同じコーナー作りやイベントを企画しても時期によって効果が異なることを知って驚きました、やってみます、という感想が多かったです。

 また5回を通して 今まで出たどの講座よりも実践的で、身近で、ためになったという声がたくさん聞けました。


最後に
今年度中に会場を変えて2回目の「学校図書館1・2・3歩講座」をやろうという話もでました。参加してくださった皆様のおかげです。よりよい講座にしていくためにまたどしどしご意見をお送りください。
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2012.5月例会のお知らせ

日時 5月19日(土)13:30~
会場 松本市なんなんひろば 会議室1
内容 6月総会と2012年度活動について
   スタートガイド講座について
   全国大会担当分科会(貸出履歴の活用)・ナイターについて 

今後の予定 

6月 総会  現在「今のYA文学について知ろう」という方向で講演会を企画しています。