今月のお題「卒業」

今月のテーマ「卒業」
圧倒的に多いのは生徒同士の恋愛のはずなのに、なぜか目立つ教師と生徒の恋愛話…候補が少なかったせいか好き嫌いの分かれる作品の名前もけっこうあがっていたのが印象的でした。
☆印は特に評判が良かったものです。

☆書名 『春のオルガン』
著者 湯本香樹実
出版社 徳間書店
出版年 1995
値段 1365円
分類 913
コメント 小学校は卒業したけれど家の中も、隣の家との関係も、頭の中も…なにもかもギクシャク。トモミ12歳の春休みの物語。春休みってこうだよなぁ、まして小学生でも中学生でもない春休みって、と思う。


☆書名 「卒業」『海の鳥・空の魚』収録
著者 鷺沢萌
出版社 角川書店
出版年 1990
価格 
分類 913.6
コメント 自分の事務所を持って働く母と、働かない父、姉の4人家族の珠美。高校の卒業式の直前、父は家を出てしまう。卒業式に派手なスーツを着て出席すると約束していたのに。そして卒業式の日…。


☆書名 『桃』
著者名 姫野 カオルコ
出版者 角川書店
出版年 2005.3
値段 \1470
コメント 胸に潜む遠い日の痛みを描いた短編集。「卒業写真」を含む。今風の小説で上のよりは読みがいがある。でも、「滅入ってくる」という生徒もいる。
コメント 長編小説『ツ、イ、ラ、ク』の外伝。隼子が捨てた卒業アルバムのその後、登場人物それぞれの卒業後が描かれる。


☆書名 『放課後の音符』
著者名 山田詠美
出版社 角川文庫
出版年 1992年 (初出は1989)
値段 420円(税抜)
分類 913.6
コメント 「Salt&Pepa」は、先生と卒業間近の生徒との恋を描いた一篇。主人公は先輩の大人びた姿が、実は精一杯背伸びしているのだと知る。「素敵な恋は悲しい気持をいつも引きずっているのよ。」高校生の頃、クラスの山田詠美ブームに乗ってこの本に挑戦したけれど、頭でっかちだった私にはわからなかった。詠美サンは読者を選ぶなぁ。成長しないと追いつけない。ちなみに文庫本のあとがきもかなり素敵。


書名 『ナラタージュ』  著者名 島本理生  分類 913.6
 出版社 角川書店  値段 1400円(税抜)  出版年 2005年
コメント: 一生に一度の恋を謳った、素晴らしく読み応えのあった恋愛小説。卒業式の出来事をずっと大事にしてきた「泉」は大学二年の夏、思いを寄せていた先生から呼び出されるが・・・。「泣ける」恋愛小説にうんざりしていたけれど、この本では泣けたなぁ。

書名 卒業写真 ルージュの伝言
著者名 長川 千佳子
出版者 立風書房
出版年 1991.12
値段 \1000
コメント ユーミンの5つのヒット曲をもとにしたTVドラマのノベライズ。文学としてはどうかと思うが、センチメンタルな気分やノスタルジーに浸るにはいい読み物。


書名 I love you
著者名 伊坂 幸太郎/石田 衣良/市川 拓司/中村 航ほか
出版者 祥伝社
出版年 2005.7
値段 \1680
コメント 6人の男性人気作家による恋愛アンソロジー。この中に市川拓司が「卒業写真」という短編を書いている。でも、貸出中で中身のチェックができなかった。


書名『赤いこうもり傘』
著者 赤川次郎
出版社 角川 出版年 1983 値段 441 分類 913.6
コメント 初出は1978年ソノラマ文庫。主人公の島中瞳の心が女の子から女性に育っていくイメージが良くって、私の中でなぜか卒業と結びついている。


書名『櫻の園』
著者 吉田秋生
出版社 白泉社文庫 出版年 1994 値段 530 分類 コミック
コメント 女子校演劇部のメンバーを中心にした青春もの。ひとりひとり悩みを抱えそれと向き合う彼女たちが、最後に桜の下で迎える卒業がいい。映画は今ひとつ


書名『3年B組金八先生〈22〉荒野に立つ虹』
著者 小山内美江子
出版社 高文研 出版年 2002 値段 1050 分類 913.6
コメント この回の金八先生、性同一性障害の直が語る、最後の息詰まるような卒業式シーンが忘れられない。


その他の本
 『あゆとサザンで学ぶ詩の世界 自分探しの歌』根本浩 金の星社 1500円 2005年  ※尾崎豊「卒業」収録
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する