YAにすすめる絵本

8月の例会で、思春期のこどもたちから高校生まで、この時期の子どもたちだからぜひ読んでみて欲しいYA向けの絵本を研究しました。

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#68 YAにすすめる絵本
あなたがもし奴隷だったら 
ジュリアス・レスター文 あすなろ書房 1999
・黒人人種問題の歴史と差別の様子がよくわかる。

かさをささないシランさん
谷川俊太郎+アムネスティ 理論社 1991
・なぜ人と違うことをすると、逮捕されるのか。価値観と社会を考える本

茶色の朝
フランク・パヴロフ著 大月書店 2003
・他の価値観を認めない恐怖

さよならエルマおばあさん
大塚 敦子写真 文 小学館 2000.8
・人間の生と死の尊厳を温かく見つめた写真絵本

老夫婦
ガブリエル・バンサン著 BL出版 1996

戦争で死んだ兵士のこと
小泉 吉宏作 ベネッセコーポレーション 1997.12
・淡々と死の瞬間から過去に向かって兵士の人生をたどる。

コブタの気持ちもわかってよ
小泉 吉宏作 ベネッセコーポレーション 1997.9
・子どもが抱える家族への複雑な気持ちをよく書いてある

ぼく、いたくない
辻仁成文 すがまりえこ絵 新書館 1995
・児童虐待の現実。あまりにストレートなのでどうしようかとも思うけれど。

あおくんときいろちゃん
レオ レオーニ作 至光社 1979

ふたりはいつも
アーノルド ローベル作 文化出版局 1977
・友だちってこんな感じ。

おおきな木
シェル シルヴァスタインさく え 篠崎書林 1976
・無償の愛

女一匹
佐野洋子文 広瀬弦絵 マガジンハウス  1995
・失恋を知った女の子にぜひ

幸福な質問
おーなり 由子著 新潮社 1997.2
・ダレかを好きになった人に

100万回生きたねこ
佐野洋子著 講談社 1977

アリーテ姫の冒険
ダイアナ・コールス著 学陽書房 1992
・女は待ってるだけじゃない。

やっぱりおおかみ
佐々木マキ著 福音館書店 1977
・まあやっぱり自分はオオカミさと納得できれば、人生どうにかなるものです。

おさるはおさる
いとうひろし著 講談社 1991

ちびゴリラのちびちび
ルース ボーンスタインさく ほるぷ出版 1978.8

どんなにきみがすきだかあててごらん
サム・マクブラットニ/アニタ・ジェラ-ム 評論社 1995

ぼくを探しに
シルヴァスタイン作 講談社 1979.4

ぐるんぱのようちえん
西内 ミナミ文 福音館書店 2003.1

いつもちこくのおとこのこ
バーニンガム あかね書房 1988

アンジュ-ル ある犬の物語
ガブリエル・バンサン BL出版 1986
・言葉のない絵本。捨てられる悲しみが犬の背中から漂う。
#69 YAにすすめる絵本
書 名 アンジュール―ある犬の物語
著者名 バンサン,ガブリエル
出版社 ブックローン出版 (1986-05-01)
価 格 1,365(税込)
コメント あの単純な線で、犬の悲しみや寂しさ、喜びを表現できてしまうのがすばらしい。

書 名 岸辺のふたり―Father and Daughter
著者名 ドゥ・ヴィット,マイケル・デュドク
出版社 くもん出版 (2003-03-18)
価 格 1,365(税込)
コメント これも静かなトーンの絵。誰しも何かを待ちながら、あるいは求めながら、それでも時間は流れていくんだなぁ。

書 名 わすれられないおくりもの
著者名 バーレイ,スーザン
出版社 評論社 (1986-10-20)
価 格 1,050(税込)
コメント 死ぬというより、生きるというのはこういうことなんだろう、と元気が出る。

書 名 さよならエルマおばあさん
著者名 大塚敦子
出版社 小学館 (2000-08-01)
価 格 1,365(税込)
コメント 死は特別なことではなく、悲しいことではあっても日常の自然なことなのだ。

書 名 戦争で死んだ兵士のこと
著者名 小泉吉宏
出版社 ベネッセコーポレーション (1997-12-20)
価 格 1,050(税込)
コメント 他者もまた自分と同じようにリアルな生を生きてきたんだという発見こそが、共感と同情を生み出すのかもしれない。

書 名 100万回生きたねこ
著者名 佐野洋子
出版社 講談社(1977-10)
価 格 1,470(税込)
コメント ネコが大きな口をあけて泣いている絵に魅せられた。

書 名 かようびのよる
著者名 ウィーズナー,デヴィッド
出版社 徳間書店 (2000-05-31)
価 格 1,470(税込)
コメント この話に意味を求めるべきではない。素直に受け入れて楽しむべし。

書 名 かえるの平家ものがたり
著者名 日野十成・斎藤隆夫
出版社 福音館書店 (2002-11-20)
価 格 1,575(税込)
コメント 「つよいかえるもひっくりかえる」の一文にやられた。読んでいて気持ちがいい絵本。
#70 YAにすすめる絵本
例会では、図書館員がこれはYAに手渡したい、と絵本を選ぶのはかまわないけれど、10代の子どもたちにとって「これはYA向きの絵本よ」と押しつけられたらかえって読む気がしなくなるかも、絵本を薦められると「このくらいしか読めないと思われているのか」と感じる子どもたちもいるよね、と話しました。

書名『ルリユールおじさん』
著者 伊勢英子
出版社  理論社
出版年  2006
値段  1680
コメント 大切な植物図鑑を甦らせてくれたルリユールおじさん。60もの工程を一人でこなす魔法の手。甦った本に心をふるわせて、やがて女の子は植物学者になった・・・。誇り高く、情熱的そして静かな物語。

書名『3びきのかわいいオオカミ』
著者 ユージーン・トリビザス文 ヘレン・オクセンバリー絵
出版社 冨山房
出版年 1994
値段 1470
コメント イギリスの昔話「3びきのこぶた」(にいさんたちがにげて助かるパターンのではないやつですよ)のパロディー。できたら「本家」といっしょに読むとなおいい。3びきのかわいいオオカミを襲うのはもちろん、もちろんわるい大ブタ。そのパワーと悪さは半端じゃありません。私たちの「思い込み」もドカーンと吹き飛ばしてくれます。終わり方がまたにくい。

書名『100万回生きたねこ』
著者 佐野洋子
出版社 講談社
出版年 1977
値段 1470
コメント 30年ですね。古典に入りますか。あまりにもおなじみで、3冊に選ぶのも気が引けましたが、やっぱりはずせない。読んだ人がさまざまに思いをめぐらせることのできる本ですね。今、この本の帯には藤井フミヤの「じつは私たちもこのねこのように、何かがわかるまで100万回も生まれ変わっていくのかもしれない。」という言葉が書かれています。
#71 YAむけの絵本(じゃないかもしれない)
思いつかない!自分が「たくさん字がある本が大好き」「厚い本を読める子がカッコイイ」という中高生だったせいか、「絵本」の引き出しが少ないです。
ちなみに以下の『星の王子さま』と『ふつうのくま』は、例会で「これ絵本じゃないでしょー」と口々に言われました。

書名『 ぼくを探しに 』
著者 シルヴァスタイン作 倉橋由美子訳 出版社 講談社 出版年 1977年 値段 1500円 
コメント テーマはずばり「自分探し」。大人が読むといろいろな解釈を思いつきますが、10代にとっては何かにたとえる必要もないほど切実で実質的なテーマではないかと思います。ちなみに私は大人になって読んだときに、なんで私が中学生の時にこの本を読めなかったんだろうと思いました。

書名『 新訳 星の王子さま 』
著者 サン=デグジュペリ 倉橋由美子 訳 出版社 宝島社 出版年 2005年 値段 1500円 
コメント 偶然倉橋由美子の訳が続きました。いろいろな訳が出ましたが、これが一番子どもくさくなくてYA向きだと思います。常体の硬質な文章、語り手の一人称は「私」。ただし縦書きなので原著の雰囲気は無視ですが…。
 小学生の時に読んで面白くなかったので、その後全然読まずに過ごしてしまいました。この本で糾弾されるようなしょうもない大人になった今、読んでみると、生意気だった中高生のころ読んだらどうだったのかなぁと思ったりします。

・エドワード・ゴーリーの絵本
気持ち悪かったり、残酷だったり、不条理だったり、そういうものを無性に読みたがるのもYAの特徴だと思います。
・326のイラストブック
若い世代にとってのあいだみつを? 最近はカナヘイの本も該当するでしょうか。

書名『 まってる。 』
著者 デヴィッド・カリ/セルジュ・ブロック 出版社 千倉書房 出版年 2006年 値段 1500円
コメント どっちかというと、大人向け?赤い毛糸で綴る人の一生です。前任校で買って置いておいたらけっこう受けました。

書名『 ふつうのくま 』
著者 佐野洋子 出版社 文化出版局or講談社 出版年 1984or94 絶版
コメント 去年、先輩に紹介してもらって読んで、印象的でした。
二度と取り返しのつかないことについての決断の話であり、他人と共有しがたい体験をしてしまった人の孤独についての話だと思います。
#72 YAにすすめる絵本
書名 『オオカミクン』
著者 グレゴワール・ゾロタレフ 出版社  ポプラ社 出版年 2001年(復刊)
コメント うさぎを見たことがないオオカミクンと、オオカミを見たことがないうさぎのトムが友だちに。ふたりは毎日仲良く遊んでいたが、ある日トムは、オオカミクンのことがあまりにもこわくなってしまう。友だちづきあいについて考えさせられる。原色が目に鮮やかな絵本。

書名 『たまごにいちゃん』
著者 あきやまただし 出版社 鈴木出版  出版年 2001年
コメント  ほんとうはもう卵からでていないといけない「たまごにいちゃん」。たまごの暮らしを楽しんでいる矢先、アクシデントが起こって・・・。いつまでも子どもでいたい気持ちと、おとなになる過程を絶妙に描く。

書名 『トニオ』
著者 ヨゼフ・ウィルコン作・絵 出版社 セーラー出版  出版年 1990年
コメント サーカスのスター・トニオは、ある日墜落死したスズメを目の当たりにし、恐怖で曲芸ができなくなってしまう。再起をかけてステージに挑んだトニオは、意外な姿だった。

書名 『 ぐるんぱのようちえん』
著者 西内ミナミ作 堀内誠一絵  出版社 福音館書店  出版年 1965年
コメント ひとりぼっちのぐるんぱは、ゾウ仲間に働きに出されるが、何をやってもうまくいかない。しょんぼりしながらも奮闘する、けなげなぐるんぱがたどりついた天職とは? 進路を考える年頃に。

書名 『ちびゴリラのちびちび』
著者 ルース・ボーンスタイン  出版社 ほるぷ出版  出版年 1978年
コメント 森のみんなは、赤ちゃんゴリラのちびちびがだいすき。ところがある日、ちびちびのからだが大きくなり始めて・・・。「だいすきでした」の繰り返しが耳に心地よく響く。「だいすきなんて言われるの恥ずかしい」と思っている世代でも、こう言われてうれしくならないはずはない。
#73 YAにすすめる絵本
①ジュマンジ (大型本)
 クリス・ヴァン・オールズバーグ (著), 辺見 まさなお (翻訳), Chris Van      Allsburg (著) ほるぷ出版
②君のいる場所 (単行本)
 ジミー (著), Jimmy Liao (原著), 宝迫 典子 (翻訳) 小学館
③憧れのまほうつかい 新潮社 さくらももこ
 やはり、オールズバーグかなと思います。少し古いかもしれませんが。後は台湾の人気作家ジミーのもの。恋愛物ですが、一部の生徒が好きです。誰もが好きなのはやはりさくらももこでしょうか。
 他にもありそうなのですが、とりあえず今思い出せるのはこのくらいです。

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